仙北市議会 2019-03-07 03月07日-03号
その財政単位を市町村としている現状においては、小規模保険者が多数存在し、そうした小規模保険者では財政が不安定となりやすいこと。過疎化により小規模保険者の数は今後増大が見込まれること。被保険者の年齢構成や所得分布の差異が大きいこと。医療保険の偏在によって医療給付費の格差が生じていることなどの構造的な問題を抱えているという分析をしております。また、長くなって恐縮であります。
その財政単位を市町村としている現状においては、小規模保険者が多数存在し、そうした小規模保険者では財政が不安定となりやすいこと。過疎化により小規模保険者の数は今後増大が見込まれること。被保険者の年齢構成や所得分布の差異が大きいこと。医療保険の偏在によって医療給付費の格差が生じていることなどの構造的な問題を抱えているという分析をしております。また、長くなって恐縮であります。
健康保険制度は、日本の国民皆保険の基盤となる仕組みでありますが、「年齢構成が高く医療費の水準が高い」、「所得水準が低く保険料の負担が重い」、「財政運営が不安定になるリスクの高い小規模保険者が多く、財政赤字の保険者も多く存在する」という構造的な課題を抱えております。
また、将来的な医療保険制度のあり方について触れられ、当局から、現在は市町村がそれぞれ国保の保険者となっているが、加入者数や医療費と負担額もさまざまであり、小規模保険者ほど財政的に厳しい状況になっている。このため、全国市長会や国保連合会を通じて医療保険制度の一本化を要望しているが、国では、当面、第二次医療圏単位か都道府県単位の保険者に統合する方針を示している、との答弁があったのであります。
次に、国民健康保険事業特別会計に関し、将来的な国民健康保険制度と財政運営、未納対策について触れられ、当局から、現在は、市町村がそれぞれ保険者となっているが、加入者数や医療費負担もさまざまであり、小規模保険者ほど経営的に厳しい状況になっている。このため、時期は未定であるが、国では都道府県単位の保険者に一本化する方針を示している。
共同事業でありますが、高額医療費共同事業について従来小規模保険者の運営基盤の安定化を図るため保険者 ───これは市町村ですけれども、保険者から拠出金を財源に高額医療費について都道府県で費用負担を調整するものとして国保連合会で実施してきたものですが、今回見直しが行われたものであります。